コールセンター開設は最短どれくらいで可能?立ち上げに必要なシステムと費用


コールセンターを新たに立ち上げるとなれば、相応の期間と費用をかけることになるでしょう。
企業としては、かかる期間や費用を事前に把握しておかないと、スケジュール調整や予算編成などに差し支えることになります。
そこで今回は、コールセンターの開設に必要な期間や費用、導入する必要があるシステムについて開設します。

コールセンター開設まで最短何日で立ち上げできる?

「最短でコールセンターを稼働できる状態に持っていく」となれば、アウトソーシングを利用することによって最短2~3営業日でコールセンターを稼働状況に持っていくことができるでしょう。
自社でコールセンターを立ち上げる場合だと、構想から実務方面での準備までに相応の手間がかかりますので、数か月単位で準備期間が必要になるケースも珍しくありません。
「最終的には自社でコールセンターを立ち上げたい」という場合でも、取り急ぎアウトソーシングに依頼して外部にコールセンターを準備して、自社での立ち上げ準備期間の間の受電・架電を委託するという選択肢もあります。
未経験のオペレーターを一から教育する場合や、オンプレミス型のシステムを社内に導入する場合などは、とくに時間がかかってしまいますし、コールセンターを設置するための物件探しに手間取ることもあるでしょう。
システム導入に手間をかけたくないのであれば、サーバ設置不要で準備期間がほとんど必要ない「クラウド型」のシステムを導入することをおすすめします。
クラウド型のシステムであればインターネット環境があればすぐにでもシステムを利用開始できるケースもありますし、昨今は在宅ワークでのコールセンター運営も選択肢としてありますので、クラウド型のCTIなどを導入すればさまざまなメリットを享受できます。

コールセンター開設に必要なシステム

自社でコールセンターを立ち上げる場合だと、コールセンター運営に必要なさまざまなシステムを導入する必要があります。

CTI

「CTI」とは、電話とコンピューターを融合させるシステムであり、コールセンターの業務効率を改善するために役立つシステムです。
後述するCRMなどの外部システムと連携することでさらに利便性が増しますので、新しくシステムを導入するにあたってはCTIとの親和性が高いことも視野に入れて選定する必要があります。

CRM

「CRM」とは、顧客情報を管理するためのシステムであり、膨大な量の個人情報を取り扱うことになるコールセンター運営において欠かせないシステムの1つです。
前述のとおりCTIと連携することで受電時に顧客情報をピックアップすることができ、顧客を待たせることなく応対に必要な情報を取り出して質の高い接客ができるようになります。

PBX

「PBX」とは、企業などの組織内で使用されることの多い、内線電話交換機のことです。
たとえば同じタイミングで受けきれないコールがあった際に施設内の電話機同士で内線通話できるようになり、外線との接続を行うこともできます。

ACD

「ACD」とは、顧客からの電話をオペレーターへと自動的に分配するシステムのことです。
手空きのオペレーターへの分配をすることで業務の均等化ができるだけでなく、顧客を待たせることなく対応できるメリットがあります。

通話録音装置

「通話録音装置」とは、顧客との通話内容を録音し、録音データを保存するためのシステムのことです。
この機能は前述のCTIに搭載されていることもありますが、録音機能が搭載されていないCTIを導入する際には別途このシステムを導入することをおすすめします。
録音内容は顧客とのやりとりの証拠にもなりますし、新人教育のための教材としても活用できます。

コールセンター開設にかかる費用

コールセンターを開設するにあたってかかる費用は、「自社で立ち上げる場合」と「アウトソーシングを利用する場合」とで大きく異なります。

自社でコールセンターを立ち上げる場合の費用相場

自社内でコールセンターを立ち上げる場合だと、かかる費用の多くは「システムの導入費用」になるでしょう。
サーバの設置が必要になるオンプレミス型の場合だと、1つのシステムで100万円を超える費用が発生する場合もあります。
システムの導入費用を抑えたいのであれば、初期費用も準備期間も抑えられるクラウド型のシステムを導入することをおすすめします。

アウトソーシングでコールセンターを開設する場合の費用相場

アウトソーシングでコールセンターを立ち上げる場合の初期費用は、利用するプランによって異なりますがおおむね20万~50万円かかるケースが多いです。
かかる費用を一括で計上できるため、費用の算出がわかりやすいですが、規模感に合わないプランだと費用対効果が悪くなりますので注意してください。

まとめ:準備期間や費用を想定してコールセンター開設を進めよう

コールセンター開設にかかる期間や費用は、内製と外製で相場が大きく異なります。
準備に費やせる期間や予算を想定して、最適な方法でコールセンター開設を進めてください。
Mostableはクラウド型アウトバウンドコールセンターシステムです。クラウド型CTIなので高価で複雑なシステムを導入することなく、ネット環境さえあればロケーション関係なくすぐにコールセンターの開設できます。コールセンターの開設ぜひご相談ください。

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