CTIのアンケートシステムとは？活用シーンや活用のメリット
CTIの中には、「オートコール」という機能を使ってアンケート調査などを実施できるシステムがあります。
アンケートシステムを活用することでさまざまなメリットがあるのですが、具体的な内容を知らないと導入を尻込みしてしまうでしょう。
そこで今回は、CTIのオートコール機能によるアンケートシステムの活用シーンやメリットについて解説します。
オートコールのアンケートシステム
CTIシステムの中には「オートコール機能」が搭載されているものがありますが、これはあらかじめ指定した日時と時間に、指定したリストの対象に対して自動的に架電を行う機能です。
オートコールによるアンケートシステムとは、自動発信した相手に対してあらかじめ録音しておいたメッセージを流し、「〇〇の方は『1』を、△△の方は『2』を」というようにプッシュによって回答してもらい、その結果を出力する仕組みとなっています。
オートコール機能は録音した音声を流すだけでなく、オートコールでつながった相手に対してだけオペレーターにつなぐといった使い方もでき、効率よく架電して人件費を抑えることができる機能となっているのです。
アンケートシステムの活用シーン
CTIのアンケートシステムは、以下のような活用方法があります。
顧客リストを利用したテレマーケティング
1つ目の活用シーンは「テレマーケティング」です。
顧客リストを作成しても、そのリスト内の相手すべてが自社の商品やサービスなどに興味を示してくれるとは限りません。
アンケートシステムによってテレマーケティングを行い、ニーズを明確化することによって顧客リストの精度を高めるなど、アウトバウンド業務に対して良い影響をもたらすことが可能になるのです。
既存顧客に対する満足度調査
2つ目の活用シーンは「満足度調査」です。
既存の商品やサービスに関して、既存顧客がどのようなことを思っているかは、商品の改良や新商品の開発などにとって重要なデータとなります。
アンケート機能を活用することで簡単に顧客の満足度を調べることができますので、商品開発に携わる部署にとって重要なデータを収集できるでしょう。
世論調査やキャンペーンの案内
3つ目の活用シーンは「世論調査」や「キャンペーンの案内」です。
幅広い客層に対して調査を行い、世論がこちらの問いかけに対してどのような考えを持っているかを調べることができます。
得られたデータは商品開発だけでなく、コールセンターの業務改善にも役立つことがあるので、定期的に実施したいところです。
また、キャンペーンに関するアンケートを取ることによって、より効果的なキャンペーンを実施する機会を得られることになります。
アンケートシステムを活用するメリット
オートコールによるアンケートシステムを活用することによって、以下のメリットが得られます。
短期間で膨大な量のデータを得られる
CTIのアンケートシステムを活用することによって、短期間で多くのアンケート結果を得られる可能性があります。
自動的に架電してアンケートを実施するため、オペレーターが手動で架電してアンケートを実施する場合と比較して非常に効率よくアンケートを実施できるのです。
短期間でアンケートを実施できるため、とくにタイムリーなことに関するアンケートにも強く、手早く新鮮なデータを収集できるので分析にも良い影響をもたらします。
オペレーターの負担を軽減できる
CTIのアンケートシステムを活用することによって、オペレーターの負担を軽減することができます。
もし、オペレーターが自ら架電してアンケートを実施するとなると、電話をかけて質問を行い、その結果を記録するまでの一連の作業をオペレーターに担当してもらう必要があるわけです。
オペレーターにはほかにもさまざまな重要な仕事があるので、アンケート収集に余計な人手は割けないでしょう。
オートコール機能であればオペレーターの作業は基本的に不要なので、オペレーターの負担を増やさずにアンケートを実施できるのです。
低コストでアンケートを実施できる
CTIのアンケートシステムを活用することによって、低コストでアンケートを実施できます。
オペレーターにアンケートをとってもらう場合は、その分だけ人件費がかりますし、オートコールと比較して時間がかかるので人件費は高額になる可能性が高いです。
オートコール機能であれば人件費はかかりませんので、低コストでアンケートを実施できます。
まとめ：CTIで効率よくアンケートを実施しよう
CTIに搭載されているアンケートシステムを活用することによって、低コストで大量のアンケート結果を得られる可能性があります。
CTIの機能はそれだけではなく、オペレーターの業務負担を軽減して人件費効率を高められるなど、さまざまなメリットが得られるでしょう。
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